群馬で働くパティシエ日記

10年ぶりぐらい。

2017-03-20

朝、快晴。三連休はすべて晴れの模様。
 
しっかり休む。難しい日本語。「休む」はゆっくり過ごすというイメージだが、「ゆっくり」を「しっかり」する、は急に窮屈。「休む以前」をしっかりする、ならば分かる。休日でも日常の雑多なことに囚われ、ゆっくりと過ごすのが難しいこともある。休むための事前準備をしっかりする、という理解。
 
午後、友人と出かける。まずは上野。アメ横は2回目。果物や魚介類、輸入品が所狭しとひしめき合う。熱気がある。屈強なトルコ人に、友人がケバブ屋へ連れ込まれそうになる。戦後の闇市時代も活気あったのだろうか。
 
東京タワー。1958年竣工。高さ333m。元・電波塔。元・東京のシンボル。作品群、オカンとボクと時々オトン、三丁目の夕陽、333のテッペンなど。関東に3年住んで初めて訪れた。無骨な感じ。鉄塔の中の鉄塔、といった趣き。停波後は人々が見上げる鉄の塊。
 
東京タワー vs. スカイツリー。駅からのアクセス、スカイツリー。付近の発展、スカイツリー。ハイカラ度、スカイツリー。昭和の香り、東京タワー。スカイツリーに軍配。役目を終えた象徴が成るものは、過ぎた時代を神格化する装置か。東京のシンボルでなく、昭和のシンボル。
 
小籠包、転職活動、ゴールドマンサックス、自動運転、ウェスティングハウス
 
喫茶店。結婚指輪の必要性について。誓いを象る必要があるか否か。もっとふわっとしたものでもいいんじゃないか、という意見。僕は反対の意見。数十年過ごす中で、家も容姿も関係も尽く移ろうが、ひとつくらい変わらないものがあって良い。僕には縁の無い話だけれど。
 

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東京タワー

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電球

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